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ヴィーガンが社会課題を解決?!SDGsとの関連性を解説!

こんにちは! ヴィーガン&グルテンフリースイーツのUPBEET!Tokyoです!

UPBEET!MAGAZINEでは、ヴィーガン(ビーガン)やプラントベース、グルテンフリー、SDGsなどに関して様々な角度からお届けしていきます♪

今回の記事では、ヴィーガン(ビーガン)とSDGsの関連性について解説していきます。

ヴィーガンとは

ヴィーガン(ビーガン)とは、動物性食品を口にしない100%植物性由来の食のスタイル、食品のことを指します。

動物性食品とは、皆さまがよく思い浮かべるお肉やお魚だけでなく、動物が創り出す牛乳・卵・バター・チーズ・はちみつなども含まれます。

また最近では、動物の革製品が使用されていないフェイクファーの衣類や、動物実験などが行われていない植物性由来のコスメを愛用するなど、食だけに限らずライフスタイル全般にも広がりをみせています。

ベジタリアンとプラントベースとの違いを知りたい人はこちら

SDGsとは

SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略称であり、日本語では持続可能な開発目標と訳されます。2015年に国連サミットにて採択されたこのSDGsは、「誰1人取り残さない社会」の実現に向けて17の目標から成り立っています。目標には、貧困や教育格差などの社会問題の解決を掲げており、これからの私たちの未来を支える指標となっています。

ヴィーガンとSDGsの関連性とは?

社会問題の解決を掲げ、より良い世界の持続可能性を追求するSDGsですが、ヴィーガン(ビーガン)とどのように関係しているのかご存知でしょうか?

ここでは、17の目標のうち、特に関連性の深い目標別に解説していきます。

目標1「貧困をなくそう」

目標1は、途上国を中心に起きている貧困問題の解決を目指します。国連は貧困の定義を「$1.90以下で生活をしている人々」と定義しており、その数はなんと世界人口の約9人に1人だと言われています。

実際に、世界の農産物の生産量で世界の人口の食糧を賄うことができるにもかかわらず、農産物の約3割が家畜の飼料に使われており、貧困で苦しむ人々の手元にはほとんど行き渡っていないのが現状です。

私たちが、ヴィーガン(ビーガン)を取り入れることで、貧困で苦しむ人々にも食料が行き渡る活動に貢献できるのではないでしょうか。

目標2「飢餓をゼロに」

目標2は、飢餓状態に陥っている人々を救い、誰しもが栄養のある食生活を送ることができるような社会を目指します。

飢餓状態に陥っている割合は、世界人口の約10人に1人と言われており、そのうちの3人に1人が栄養失調で苦しんでいます。飢餓が発生している理由の一つとして、目標1で解説したように、世界の獲れる農産物の約3割が家畜の餌に使用されており、貧困層に十分な食糧が行き渡っていないことが考えられます。

私たち一人ひとりがヴィーガン(ビーガン)を取り入れること。それは、栄養失調や飢餓で苦しんでいる人々に食料を供給することにつながる私たちに出来る身近な取組みの一歩なのではないでしょうか。

目標10「人や国の不平等をなくそう」

目標10は、年齢や性別、人種、宗教などを理由とした不平等をなくし、多種多様な人々がお互いを尊重しあう社会を目指します。

ヴィーガン(ビーガン)という食の選択肢は、様々な食文化や食に対する考えがある方、アレルギーのある方、そうでない方など、皆が同じテーブルを囲って食を楽しむことができます。

ヴィーガン(ビーガン)は、食のバリアフリー(フードダイバーシティ)を実現することができるのではないでしょうか。

目標12「つくる責任つかう責任」

目標12は、大量生産大量消費の時代に終止符を打ち、資源の持続可能性の促進を目指します。

大量生産大量消費が起こる背景として、生産サイクルが持続的ではないことが挙げられます。そのため、受注生産(手作り)や再生可能な資源を使用することで、生産サイクルが好循環し、フードロスやゴミの排出を抑えることに貢献することができます。

受注生産(手作り)のモノや、再生可能な資源を使用しているモノを選択する私たちの一つひとつのアクションが、サステナブルな社会実現に向けた大きな一歩になるのではないでしょうか。

目標13「気候変動に具体的な対策を」

目標13は、地球温暖化など深刻化する気候変動の抑制を目指します。

二酸化炭素の排出が地球温暖化に影響していると考えられてきましたが、昨年、英国のグラスゴーで開催されたCOP26では、畜産業で飼育されている家畜のゲップに含まれるメタンガス(牛のメタンガスは二酸化炭素の約25倍の温室効果があると言われている)が、地球温暖化の大きな要因のひとつになっていることが広く認知されました。

私たち一人ひとりがヴィーガン(ビーガン)を少しでも取り入れることで、畜産の需要を抑制し、メタンガスの削減に貢献できるのではないでしょうか。

ヴィーガンとCOP26の関連性について知りたい人はこちら

目標14「海の豊かさを守ろう」

目標14は、海に生息する生き物をはじめとした海洋環境の豊かさを守ることを目指します。

私たちは古くから魚などの海洋生物を摂取してきましたが、必要以上に乱獲が繰り返されてきた結果、海洋生態系が崩れはじめています。

私たち一人ひとりがヴィーガン(ビーガン)を少しでも取り入れることで、海洋生物の需給のバランスを整え、本来あるべき生態系を取り戻す活動につながるのではないでしょうか。

目標15「陸の豊かさも守ろう」

目標15は、森林や陸の生物多様性を守ることを目指します。

畜産業に使われる広大な陸地を確保するため、アマゾンをはじめ世界中の森林が伐採され続けてきました。その結果、大気中に二酸化炭素が増え、地球温暖化が深刻な問題になっています。

ある研究では、このまま地球温暖化が進むと、2050年には関東地方の紅葉シーズンが12月になり、最も寒い2月の平均気温が20℃、年に数回、風速65メートル級の暴風を伴う台風が上陸したり、大型の竜巻が発生するなど、多くの天災被害を被ることが予測されます。また、世界中のいたるところで海面が上昇し、多くの人々が住居を失うことも考えられます。

私たちの毎日の食生活の中で、1食でもヴィーガン(ビーガン)を選ぶこと。それは、地球温暖化の抑制に繋がる私たちができる身近な取組みの一歩ではないでしょうか。

UPBEET!TokyoのSDGsへの取組み

UPBEET!Tokyoは、ヴィーガン(ビーガン)スイーツをお届けすることで、上記にご紹介したSDGsの目標に向かって取組んでいます。

一部の商品やアクセサリーには、再生可能な有機資源のバイオマスフィルムやフォルタカ材、FSC認証の紙を使用し、環境保護の活動に貢献しています。

また、一般的にヴィーガン(ビーガン)の食材の多くは海外からの輸入品に頼っていますが、可能な限りフードマイレージ(=食料の輸送距離)の短い食材を厳選することで、輸送に伴う二酸化炭素の排出量を可能な限り抑える取り組みをしています。そのため、UPBEET!Tokyoではできるだけ長野県の工房近くで生産された食材を使用しています。

 

例えば、UPBEET!ドーナツ ビーツで使用しているビーツやチョコレート ズッキーニケーキのズッキーニは、工房近くのUPBEET!農園産のものを使用しています。その他、長野県の発酵食品も多く取り入れております。

UPBEET!Tokyoの4つの約束

UPBEET!Tokyoでは、以下の4つの約束を元に、見て可愛い、食べて嬉しい、ヴィーガンスイーツを通して皆さまに健康や笑顔を、そして毎日や人生に”ワクワク=Up beat”をお届けしています。

さいごに

SDGsに貢献できる活動は、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにするカーボンニュートラルといった国家間の協定や大企業が取組むESG事業だけではありません。

私たち一人ひとりの毎日の食に、少しでもヴィーガン(ビーガン)を取り入れることで、どれほどSDGsに貢献できるのか想像いただけましたでしょうか。

皆さまも、ご自身のペースでヴィーガン(ビーガン)を楽しく取り入れてみませんか?🌱

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